おいおいおいおいおいおい
おいおい!!
(# ゚Д゚)
と『英語を好きになってもらうため』に毎日頑張って組んでいるママや。
通ってくれる生徒さんたちに
『英語を好きになってもらうために』頑張っている英会話の先生たちからは
お怒りの声が上がってくるようなタイトルですが
たぶんコレ、乳幼児から英語をしだす場合
すみませんが真実です。
というか
日本語/英語で普通に喋れるまでもっていきたいなら
たぶん鉄則です。
だけど『好きこそものの上手なれ』も
物事を上達させるための鉄則である以上
まぁ間違いなく納得いかないと思うので順番に説明していきますね。
『英語を好きに』で取り組むと起こりえるリスク
英語は『科目』での刷り込みが起こる
英語を教科として学んできた私たちは
単語・暗記・単語・暗記・単語・暗記で覚えてきていますよね?
なので好きな教科のことは覚えやすく、嫌いな教科は覚えにくかった経験から
まずは『英語を好きに』となっているんだと思います。
ですが!!
英語のイメージが理科や算数や社会やその他の教科と同じという
『勉強』とは別枠の位置づけにならないと喋れる人口は増えません。
英語が好き=単語覚えるのが得意、には即でつながりますが
単語をいくら覚えても、単語をいくら知っていても
日本人がこんなにも喋れないのはなぜか。
そこを紐解かないとペラペラ喋れるまではいけないし
好きにの取り組みだけでは間違いなくそこの壁は超えることはできないと思いませんか?
好きになる取り組みは嫌いになる種まきと同じ
英語を好きに!は本当にわかりやすくキャッチーな響きです。
好きにすることが一番の近道だと、日本人なら間違いなく惹かれます
けれど『好き』という感情は
本来他人に作り上げられるものではありません。
2017現在、本当に多くのご家庭で乳幼児に始められることが多い英語教育。
本人の意思で始めたものでない場合
『ママが英語の取り組み自体が好き』なら子供は好きになってくれます
なぜなら、ママが好きだから。
楽しんでウキウキしているママが好きだから。
そこで結果が伴わずでも自分が楽しいんだからいい!!と
言いきれるくらいのママなら最終的には成功します。
言語習得は、特に子供の言語の発達は
分かりやすく右肩上がりではありません。
赤ちゃんから始めるなら特に日本語でも英語でも一緒です。
停滞しているように見える時が一定期間続きバイーーン
停滞しているように見える時が一定期間続きバイイーーーン
である日突然言う、ある日突然できるようになります。
英語を特別だと思っていると感じにくいと思いますが
日本語の成長の仕方と英語での成長の仕方は同じです。
日本語で新しい言葉のリピートをしないタイプの子供は英語でもしないし
日本語でも新しい言葉を使いたがる子供は英語でもするけれど
リピートしない=語彙の成長が見えないタイプは
日本語でも英語でも文で出てくることが多いです。
そして単語リピート好きタイプと貯めて文で出すタイプ
結局どっちも取り組みを続けれさえいれば同じレベルで上がるのに
貯めて文だしタイプにはこの停滞しているように見える時間が
一番大切なのに早期教育をちゃんと知らないママには一番厄介。
ママが好きで取り組んでいる、そういうおうちは乗り越えていきますが
特にママ自身は英語が好きではなく、
『あなた(子供)に好きになってもらおうと頑張っているママ』は
この期間に『ママがこんなにも頑張っているのに!!』となりがちです
そしてそうなった瞬間に悪循環ループに入り子供にもその作為を感じ取られます。
子供は自分に始める理由がないところスタートが基本なので
その作為を見破られたおうちは
すぐにはやめてとは言われないかもしれませんが
方向転換しない限り、、、
間違いなく『英語嫌い』への階段を上り始めます。
小さいころからしていても
全員が英語好きにはならない
のにはみんな気づいていますよね?
たぶん英語嫌いになっているのは
リピートしない文出しタイプなのに
英会話教室とかママ取り組みやグループなどで、
単語リピート好き o r新しい言葉をすぐ使ってみたいタイプに
不必要に比べられた、競争させられた結果ではないかなと思います。
自分ができない時にできている子を見て
しかも,自分のママが羨ましい、、うちの子なんてと
ママ同士の会話で言っているのを見聞きしたら
『自分はできない。○○がダメな子なんだ』と
刷り込みが起こって苦手意識がつくのは避けては通れません
英語が『好き』よりも、英語が『普通』の方が強い
今まで英語を好きにすればいい!!
と思って取り組んでこられていたら
理由だけ書かれていても、
結局のところ好きにする以外の方法って何なのよ?!
そう思われて読み進められたのではないかと思いますが
英語って、言語って何か。この原点に返ってみてください。
言語はすべてコミュニケーションのツールでしかありません。
英語話者の誰か(友達や先生)
好きか嫌いかの対象人物
× ←英語
自分
図で表すとこういう事ですよね?
本来好きか嫌いかの対象は、自然な状態なら
自分と相手をつなぐこの『×』に当たる英語ではなく
この『×』で関係性をつながれた誰かになります。
例えると
私のブログを読みに来てくださって私の考えを知り
私という人間を好きか嫌いかという感情は生まれるかと思いますが
私を知るために必要なコミュニケーションツールである日本語部分は
(ブログなら読む。会ったのなら話す)
好きとか嫌いとかのジャンルではないですよね?
上手く英語が身についている人、
ペラペラ喋れるまでもっていくおうちは
英語を好きになんて目標は持っていません。
コミュニケーションツールである英語部分に感情を持たせない
もしくは、過去に持っていたとしても
ここに気づいてパッカーンと開いている人。
(留学とか彼氏彼女ができたとか)
うちの姫ズは英語を好きなんて思った事はありません。
1号は普通の公立の学校に通っています。
授業として英語が始まっていて
そこで全然喋れない他の子供たちを見てるので
自分は英語が喋れる=英語が得意、には気持ちが変換しましたが
英語が好きだから外国人の友達が欲しいなんて微塵も思っていません(笑)
ただその相手が好きだから遊びたい、会いたい。
その気持ちが相手に伝わるから自然と友達が増えます
姫たちは英語だから、日本語だからで人を判断していません
英語で喋った方が自然な人
日本語で喋った方が自然な人、ただそれだけ。
英語が好きだから、英語で喋りたいから。
英語で喋る環境を与えたいから
そういう『相手が好き』、以外の感情。
いわゆる下心が伝わると相手は自分の事は好きになってくれないので
まぁ間違いなく本物の友達関係を築いていくことは不可能です
コミュニケーションにあたる部分を子供の好き嫌いの対象にしない
これは単純に英語教育の話だけでなく
『 友人関係に下心をもって付き合わない。』
そういう情緒を育てる部分でも、ものすごく大事な事ではないかなと思っています
まとめ記事で書き始めたのに結局2900文字、、
長文記事でしたのに最後まで読んでくださってありがとうございました(*^_^*)
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